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2013年

公開講演会「筑豊が問い続けていること」のお知らせ

2014年1月25日に、日本キリスト者医科連盟(JCMA)静岡部会と共催して、講演会を開きます。

大企業のみ優遇し、多くの方々の正規就労が難しくなり、特定秘密保護法が簡単に成立されてしまうなど時の徴がいろいろ見られる中で、クリスマスが近づいて参りました。新しい年も日本キリスト者医科連盟(JCMA)静岡部会と社会福祉法人デンマーク牧場福祉会の共催で、年に3回程度、講演会を開きたいと願っています。

1月25日(土)は九州・筑豊の炭鉱住宅に伝道所を構え、46年間、牧師として歩まれてきた犬養光博さんをお迎えして講演会を開きます。犬養さんは1939年大阪市の生まれ、1961年、同志社大学神学部に在学中、日米安保反対闘争に打ち込み目標を失った中で「筑豊の子どもを守る会」のキャラバン隊に参加し、石炭から石油へと転換する中で中小炭鉱の閉山で病弊した方々と出会いました。1年休学して筑豊に住み、1965年、素子さんと結婚して、ほうり出された子らと生きようと誓い合い「福吉伝道所」を開いて根を下ろしました。生活費を稼ぐため、トラック運転手などいろいろな仕事につきながら、地域にとけこみ、ボタ拾い、水くみ、子守が仕事で学校を長く休んでいる子どもと関わり、夕には子らを峠一つ越えて風呂に連れて行きました。それでも『筑豊に生きて』(1971年)を出版した後「生活保護を受けざるを得ない人の気持ちがわかっていなかった。自分の枠組みでしかものをみていなかった。」と反省されます。出会う一人一人の方々の生と死から学んだことを記し『弔旗-筑豊の一隅から-』(1981年)を出版、2011年3月、46年間の宣教の働きを終え「福吉伝道所」を閉じました。これらの活動に並行して1969年に一人のキリスト者であるカネミ油症被害者と出会い「無関心は公害殺人の加担者です」との手紙をもらい、1970年より「カネミ油症を告発する会」を結成して、原因企業であるカネミ倉庫(小倉北区)前で月1回、仲間たちと座り込み、2012年3月まで42年間、500回継続しました。また在日朝鮮人に対する戦後補償問題、反差別・人権問題へも参加をしてきました。

児童養護施設などの子どもたちや医療現場の患者さんに対して、社会の中で沖縄や中国や韓国など他国の方々の叫びに対して、隔ての壁をつくってしまう自分の心をどのようにしたら開放することができるのか、犬養さんのお話を伺いながら、学びあいたいと願っています。どうぞご参加下さい。

  • 日時: 2014年1月25日(土)午後1時半より4時頃まで
  • 場所: デンマーク牧場 まきばの家
  • 内容:
    1. 講演会 「筑豊が問い続けていること」
          犬養 光博 氏    元日本基督教団 福吉伝道所 牧師
    2. 懇談会
JCMA静岡部会長 こひつじ診療所 院長 武井 陽一
児童養護施設 まきぼの家 施設長 松田 正幸

掲載日:2013年12月11日

こひつじ診療所 精神保健福祉士 募集

精神科診療所 こひつじ診療所では、精神保健福祉士(見込み可)を1名募集しています。

業務内容等について、ご興味のある方は

0538-23-0380 担当:長谷川まで ご連絡ください。

>> 精神保健福祉士 募集(PDF:144KB)

掲載日:2013年9月12日

公開講演会 開催のお知らせ

日本キリスト教海外医療協力会(J0CS)の派遣医師としてネパール・オカルドゥンガに赴任され、浜松の地にあっては聖隷三方原病院で働きながら、医学生や看護学生たちのために山猿庵や風声寮で読書会を開き、海外医療体験などへと導いて下さった伊藤邦幸・聡美夫妻が召されてから20年、27年が経とうとしています。

そのような年に、神馬征峰さんをお招きして講演して頂き、よき交わりの機会を持ちたいと計画しましたので、ご案内いたします。神馬さんに現在、取り組まれている国際保健研究・教育・国際協力の報告、展望などについて語って頂きます。ひき続いて、伊藤邦幸・聡美夫妻との交わりが深かった方々に、それぞれの今の活動、生活を踏まえてメッセージを頂き、ひと時を分かち合いたいと思います。
どうぞ皆様、お誘いの上ご参加下さい。


  • 日時: 2013年9月14日(土) 午後1時半より4時半頃まで
  • 場所: アクトシティ浜松・研修交流センター 401会議室 
       (浜松駅の南東方向にある浜松市・楽器博物館の4階です)
  • 内容:  
    1. 映画「オカルドンガ診療所にて」(千葉茂樹 監督が参加されます)
    2. 講演会「実践家に負わされたるの義務」  
      神馬征峰(じんば まさみね)氏 東京大学大学院・国際地域保健学教室 教授
    3. 交流会

神馬征峰さんのプロフィール
1985年浜松医科大学卒。医学生時代、恩師・故伊藤邦幸氏と出会い,途上国の公衆衛生向上のための国際保健を志す。卒後,飛騨高山赤十字病院,国立公衆衛生院、ハーバード公衆衛生大学院を経た後、急性A型肝炎で入院。その後1994年から2年間,ガザ地区WHO事務所所長。1996年から5年間、 国際協力事業団・日本医師会によるネパール学校地域保健プロジェクト・チームリーダー。ネパールの仕事を終えてから「武見フェロー」として,再びハーバード大で国際保健研究に従事する。2002年7月より日本をベースに活動開始。若井晋教授のもと、東京大学大学院・国際地域保健学教室で国際保健研究・教育・国際協力を実施、2006年から教授。紛争国や南アジアでの生活経験をもとに、世界各地のコミュニティで、苦しくとも真剣に生きている人たちとともに学びを続けている。


日本キリスト者医科連盟(JCMA)静岡部会
デンマーク牧場福祉会「こひつじ診療所」共催

問い合わせ先: 武井 陽一
〒437-1311 袋井市山崎5902-185 こひつじ診療所
電話:0538-23-0660  FAX:0538-23-0661


―追伸―
上記のプログラムに引き続き、第2部として夕食をとりながら交流の時を続けます。こちらへも参加してくださる方は、9月7日(土)までに、武井へ申し出てください。
日時: 9月14日 (土) 午後5~8時頃まで 
場所: アクトシティ浜松・研修交流センター 401会議室 
夕食代: 1000円

掲載日:2013年8月8日

職員(新卒)募集要項

栄養士兼調理員(新卒)、児童指導員・保育士(新卒)を募集しています。

>>栄養士募集(PDF:123KB)

>>指導員募集(PDF:124KB)

掲載日:2013年8月2日

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精神保健福祉士(新卒)募集要項

精神保健福祉士(新卒)を募集しています。

>>精神保健福祉士(新卒)募集要項(PDF:147KB)

掲載日:2013年7月29日

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特別養護老人ホーム ディアコニアで毎年恒例の夏祭りが開かれました。

7月20日(土) 特別養護老人ホーム ディアコニアでは、毎年恒例の夏祭りが開かれました。
毎年、職員が入居者や利用者に喜んでもらおうと、若い職員が中心となり企画を練り、準備をして行っています。今年は、14時から16時までと19時から19時30分の2部構成で行われました。
14時からは、出店での買い物、流しそうめん、ボランティアによるよさこい踊り、フラダンスなどが行われました。
19時からは、施設の玄関で花火を行いました。
年1回の夏祭りですが、皆様大変楽しく1日を過ごされました。

写真:特別養護老人ホーム ディアコニアで毎年恒例の夏祭りが開かれました。

掲載日:2013年7月29日

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デンマーク牧場福祉会10周年記念感謝会を行いました。

写真:デンマーク牧場福祉会10周年記念感謝会デンマーク牧場福祉会10周年記念感謝会が6月22日(土)袋井市メロープラザ 多機能ホールにおいて行われました。感謝会は、日本福音ルーテル教会東海教区と共催で実施されました。当日は天気にも恵まれ、来賓を含め約140名の方々が参加されました。

感謝会では、原田袋井市長から祝辞を頂き、福祉会の働き、今後の期待などお話がありました。基調講演の潮谷義子氏から福祉の精神、今後の課題など福祉の仕事に携わる職員にとって考えさせられるようなお話がありました。職員の永年勤続・功労表彰では、計12名の職員が表彰されました。ステージ上では、普段と違った緊張した表情の職員もいました。

昼食歓談の後、午後からの第Ⅱ部では、施設長の挨拶、取組などの発表があり、デンマーク牧場の環境を十分に活かした福祉村構想の説明がありました。また、当日は、10周年記念誌及び法人パンフレットが配布されました。

第Ⅰ部 10時より
開会礼拝
理事長挨拶
来賓祝辞
基調講演「神に仕える人は・・・」
 講師 潮谷義子氏
(日本社会事業大学理事長、前熊本県知事)
関係者への感謝
職員の永年勤続・功労表彰
閉会
食事懇談
第Ⅱ部 13時より
開会
各施設長挨拶・職員発表
福祉村構想の説明
閉会

2013年7月8日

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2012年度事業報告、法人決算状況

>>2012年度財務諸表 (PDF:202KB)

>>2012年度事業報告 (PDF:382KB)

>>2012年度ディアコニア決算報告 (PDF:18KB)

>>2012年度まきばの家決算報告 (PDF:17KB)

掲載日:2013年6月24日

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介護職員(新卒)募集要項

介護職員(新卒)を募集しています。

>>介護職員(新卒)募集(PDF:144KB)

掲載日:2013年5月27日

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児童養護施設職員募集要項

>>児童養護施設職員募集要項(PDF:151KB)

掲載日:2013年5月20日

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公開講演会「つづける力 ―基督教独立学園で学んだこと―」のお知らせ

6月8日に、日本キリスト者医科連盟(JCMA)静岡部会と共催して、講演会を開きます。

講師は助川暢さんです。助川さんは1934年福島県阿武隈の山地に生まれ、小学時に父が戦死、続いて中学時代に母が病死される中で、内村鑑三の書物を読み、内村が学んだ北海道大学で農学と教育を学び、大学2年より札幌聖書研究会(浅見仙作が主宰)に参加されました。北大を卒業して1年間公立高校の教師をつとめる中で、基督教独立学園(山形県西置賜郡小国町)の生徒や教師たちとの出会いがあり、1959年4月より、独立学園に赴任され、鈴木弼美校長と桝本忠雄教頭の一家を中心に少数の教員と共に、全校で78名の高校生たちと共同生活をはじめました。結婚され、やがて次女が重度の障害をもって生まれ、豪雪地帯での家庭生活は困難となり、1971年より独立学園を離れ、岡山や多摩で障害児施設の職員となり働かれました。そのような中、多摩に移り妻が4人目の子どもを出産して3ヵ月後に突然召されるという厳しい状況に立たされました。子どもを離ればなれにせず一緒に育ててほしいという妻の遺志を大切にされ、家庭を再建しながら、福祉の仕事に励む中で、当時ガンで療養されていた桝本忠雄教頭より招かれて、1979年より独立学園に再赴任されました。桝本教頭の召天後、教頭として15年間、校長として10年間働かれました。教育共同体としての学校は、作業共同体でもあり、労働をしたり、散策したり出来る広い校地が必要と考え、村の方にも協力して頂き、新しいグランド用地や乳牛の放牧地となる所も取得して、現在22ヘクタールの広さとされました。校長退任後も2012年春まで講師をつとめ、現在も引き続き、学校内や村内の野草などによる自然環境整備に励まれています。ハンディーキャップを担わされている次女は山形県の成人施設のコロニーで生活を続けられています。助川さんは「ラルシュ(箱舟)」の創立者であるジャン・バニエの著作から多く慰められ、共同体は「弱さを分かち合う」場であり、「共同体で生きるということは決して楽なことではなく、つらいものである」ことを、独立学園での「共同生活」からの体験を通しても深く教えられてきました。

助川さんのこれまでの体験を通して、今示されていることを中心に語って頂きます。医療・福祉・教育などに携わる者としての心構え、何よりも、デンマーク牧場でのこれからの営みについて、よきアドバイスを頂きたいと願っています。

  • 日時: 2013年6月8日(土) 午後1時半より4時頃まで
  • 場所: デンマーク牧場 まきばの家
  • 内容: 
    1. 講演会「つづける力 -基督教独立学園で学んだこと―」
      助川(すけがわ) 暢(のぶ)氏 元基督教独立学園校長
    2. 懇談会
JCMA静岡部会長 こひつじ診療所 院長 武井 陽一
まきばの家 施設長 松田 正幸

掲載日:2013年4月15日

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2013年度事業計画が評議員会・理事会で承認されました。

2013年度事業計画が、3月30日(金)開催の評議員会・理事会で承認されました。

>>2013年度 ディアコニア 事業計画(PDF:115KB)

>>2013年度 児童養護施設 まきばの家 事業計画(PDF:325KB)

>>2013年度 自立援助ホームこどもの家 事業計画(PDF:145KB)

>>2013年度 就業支援事業 しあんくれーる 事業計画(PDF:110KB)

>>2013年度 牧場関係事業計画(PDF:116KB)

>>2013年度 こひつじ診療所 事業計画(PDF:140KB)

掲載日:2013年4月15日

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