2011年| 社会福祉法人デンマーク牧場福祉会

建設中の「児童養護施設まきばの家」小規模棟増築棟の工事写真です

11月末に完成し、1月から使用の予定です。

児童養護施設まきばの家工事写真

掲載日：2011年11月29日

2011年度第2四半期の苦情等の受付及び解決について公表します。

社会福祉法第82条の規定により、社会福祉法人デンマーク牧場福祉会は利用者等からの苦情に適切に対応し、その解決に努めていますが、2011年度第2四半期（2011年7月1日～9月30日）は、以下のとおりでしたので、公表いたします。

高齢者部門	児童部門	診療所部門
1)ディアコニア支援センターへ苦情内容（デイ利用者ご家族より）今日はデイサービス利用日であったのに通所事業所が迎えに来なかった。また前回は利用日でないのに、事業所が迎えに来た。事業所を変更して欲しい。苦情の原因サービス変更の申出があった際、その変更内容を当事業所と通所事業所の連絡を口頭だけで行ったのが原因であった。改善策苦情を受けた当日中に、当事業所担当者及び管理者が利用者宅を訪問し、原因の説明と謝罪を行った。通所事業所の管理者にも謝罪の電話を依頼した。その結果、通所事業所を継続して利用することとなったが、今後利用日を変更の場合は、通所事業所と利用者家族双方に書面でも行うように改善した。 2)ディアコニア・ショートステイへ苦情内容（利用者ご家族より、居宅介護支援事業所を経由して）ショートステイから戻った際、利用者の口周辺に傷があり、かさぶたになっている。事業所から家族にその理由が伝えられていない。利用者本人は利用事業所内で喧嘩をしたためと言っているが、本当の原因は何か聞きたい。苦情の原因確認したところ、利用者の髭剃りをした際に、肌が弱い利用者であったため、かみそり負けによる傷によるものと思われるが、その事実を利用最終日に家族に伝えていなかった。改善策早速、生活相談員が利用者ご家族に傷の原因の説明と、その事実を直接伝えていなかったことを謝罪し、家族に納得いただいた。今後も小さな事象でもあっても、利用最終日に必ず家族に伝えるとともに、居宅介護支援事業所にも速やかに情報を伝え、事実を共有してもらい、家族との対応も細やかに行い、家族の信頼回復に努めることを再確認した。	苦情等はありませんでした。	苦情等はありませんでした。

掲載日：2011年11月29日

特別養護老人ホーム「ディアコニア」で敬老祝賀会を行いました。

写真：敬老祝賀会 9月17日（土）午前10時から、特別養護老人ホーム「ディアコニア」で第9回目となる敬老祝賀会が行ない、利用者の皆様、そのご家族、職員が一堂に会し、まず白川道生チャプレンによる礼拝、明比輝代彦理事長の祝辞、その後、今年喜寿（77歳）4名、米寿（88歳）7名、白寿（99歳）1名の皆様に山本治子施設長から記念状とプレゼントが手渡され、また毎月民謡の指導をして下さっている方が唄で祝福して下さり、最後に山本施設長からお礼の言葉があり、式を終えました。式後、利用者の皆様とご家族にはそれぞれのユニットで敬老祝膳を味わっていただきました。

因みに特別養護老人ホーム「ディアコニア」入居者80名の平均年齢は87歳6ヶ月です。この敬老祝賀会は職員にとって、利用者の皆様の益々のご長寿を支援するため、更なるサービスの向上に努めていかねばと気を引き締める時となりました。

写真：敬老祝賀会

2011年10月26日

児童養護施設「まきばの家」で増築工事起工式が行われました。

写真：増築工事起工式

9月8日（木）午後2時から、児童養護施設「まきばの家」の敷地内で、小学生を対象とした個室6室及び職員宿直室1室を中心とした小規模棟（鉄骨造平屋建て・面積142.55㎡）の工事の安全を祈る起工式が行われました。

この建物は、幼児から小学生になったこどもの個室不足を解消するため、昨年より静岡県と協議をすすめてきた構想を実現するもので、今年11月の完成、新年からの使用を目指しています。

起工式には、法人理事・評議員、関係職員、設計・監理会社、施工会社の代表が参列し、式後に関係者代表の挨拶もあり、滞りなく終了しました。

2011年10月26日

公開講演会「たいせつなきみへ-フォルケホイスコーレ12年の歩みの中から-」

日本キリスト者医科連盟（JCMA）静岡部会　デンマーク牧場福祉会共催による講演会のお知らせ

残暑お見舞い申し上げます。
「まきばの家」に続いて「こひつじ診療所」も5年目を迎えました。

9月に、日本キリスト者医科連盟（JCMA）静岡部会と社会福祉法人デンマーク牧場福祉会の共催で、講演会を開きます。講師は武　義和さんです。武さんは、群馬県生まれ（1954年）、キリスト教独立学園高校（山形県小国町）、桐朋学園大学を卒業後、愛農学園農業高校（三重県）に音楽教師として勤務、その後、ゴーバル農場（岐阜県恵那）に従事、続いて埼玉県の小学校、自由の森高校、独立学園高校で働いた後、１９９７年から１年間、家族と共にノルウェーへ行き、フォルケホイスコーレ（デンマークのグルントヴィが提唱した農民、民衆のための小さな規模の自由な学校、１５０年以上たった今、北欧全体に広がっている）での生活体験をしました。２０００年６月より、小国フォルケホイスコーレ（フリースクール）を設立し、１２年間、ひきこもりだった青年たちなどと共に生活されてきました。

東日本大震災以来、三陸などへ出かけ震災支援の活動も、仲間たちと共にされています。

当日は、ピアノ演奏、さんびの歌も交えながら証してくださいます。よき交わりの時となると思います。

どうぞ皆様、お誘いの上ご参加下さい。

日時	2011年9月10日（土）午後1時半より4時頃まで
場所	デンマーク牧場　まきばの家　電話：0538-23-0770

1．講演会「たいせつなきみへ　-フォルケホイスコーレ12年の歩みの中から-」

武　義和　氏　(小国フォルケホイスコーレ代表　音楽教師　作曲家)

2．懇談会

会場まで地図が必要な方はご連絡ください。ファックス（または郵便）でお知らせします。
>>ホームページでも地図をご覧いただけます。

JCMA静岡部会長　こひつじ診療所　院長　武井　陽一　
まきばの家　施設長　松田　正幸

問い合わせ先

[こひつじ診療所] 電話：0538-23-0660 FAX：0538-23-0661
（夜間、休日　電話：090-1754-0970）
[まきばの家]　電話：0538-23-0770

2011年8月23日

2012（平成24）年度採用の職員募集について

社会福祉法人デンマーク牧場福祉会は創立９年目を迎えています。児童部門である児童養護施設まきばの家、自立援助ホームこどもの家にて、2012年（Ｈ24）年4月1日付け採用の職員募集を行います。応募希望者は下記連絡先までご連絡下さい。

1. 採用職種及び採用予定者数等

(a)保育士および児童指導員	契約職員 2名
(b)栄養士(調理員も兼ねる)	契約職員 1名

※契約職員については勤務成績等により1～2年で正規採用されます｡
最初はパート職員や契約職員として入社していただき､その後正規の職員となります｡過去の実績は､1～2年で正規職員になっています｡

受験資格	(a)保育士､社会福祉士､児童指導員(社会福祉主事)任用資格､教員免許を有する者､または平成24年3月31日までに資格取得見込みの者 (b)栄養士免許を有する者､または平成24年3月31日までに資格取得見込みの者｡

2. 勤務条件等

保育士および児童指導員、並びに栄養士(調理員)	・給与：［大卒］177,300円［短大卒］155,700円［短大卒］161,600円(栄養士資格あり) ・賞与：年2回・各種手当､社会保険完備

※当法人の｢契約職員規則｣による｡

3. 申し込み方法および試験内容

当法人まで電話(0538-23-0770)でご連絡いただいた後､履歴書を提出していただきます｡書類選考の上､基礎学力試験､作文､面接等によって選考します｡

履歴書提出期限	2011(平成23)年10月12日 [当日の消印有効]
試験日	2011(平成23)年10月24日(月) [受付]12:30～13:00 [試験･作文]13:00～14:30 [面接]14:30～
会場	児童養護施設まきばの家ホール

4. 連絡先

〒438-1311 静岡県袋井市山崎5902-169
社会福祉法人デンマーク牧場福祉会

児童養護施設まきばの家
自立援助ホームこどもの家
施設長松田正幸
電話:0538-23-0770
(採用担当者小久保秀樹)

2011年8月23日

日本福音ルーテル教会東海教区の皆様の奉仕活動が行われました。

4月29日（金）、当法人の設立母体である日本福音ルーテル教会東海教区の皆様が「わいわいワーク」の名のもとにデンマーク牧場に参集され、特別養護老人ホーム「ディアコニア」・児童養護施設「まきばの家」・自立援助ホーム「こどもの家」・精神科診療所「こひつじ診療所」に分散され、草刈り、窓拭き、裁縫、傾聴などの奉仕をして下さいました。

毎年、ゴールデンウイークの一日をこの奉仕に捧げられる活動も今回で３回目となりましたが、今年はこれまでで最多の125名が参加され、施設の環境美化と共に、東日本大震災の被災地の小学生に贈る「スクールバック」製作も行われました。

掲載日：2011年7月22日

法人創立8周年記念感謝会を行いました。

今年、社会福祉法人デンマーク牧場福祉会は創立８周年を迎えました。これを記念し、5月21日（土）午後、特別養護老人ホーム「ディアコニア」で理事・監事・評議員の皆様も職員と昼食を共にしながら、感謝会を持ちました。

会は、まず3月11日の東日本大震災の被災者を覚えて全員で黙祷をした後、スライドを見ながら法人創立の経緯と精神を学び、5名の職員による職場実践報告、各施設長・院長・理事長の挨拶等、最後に法人から東日本大震災被災地に派遣した2名の職員の報告を聞き、会を閉じました。

掲載日：2011年7月22日

2010年度事業報告、及び決算報告が承認されました

5月21日（土）開催の評議員会・理事会で2010年度（2010年4月1日～2011年3月31日）事業報告、財産目録、貸借対対照表及び収支計算書が承認されましたので、その概要を公表いたします。なお、上記の書類及びこれに関する監事の意見を記載した書面は、当法人が提供する福祉サービスの利用を希望する方や利害関係者から請求があった場合に閲覧に供するため、本部事務局に備え置いています。

>>2010年度事業・決算報告概要（PDF：27KB）

掲載日：2011年7月22日

2011年度第1四半期の苦情等の受付及び解決について公表します。

社会福祉法第82条の規定により、社会福祉法人デンマーク牧場福祉会は利用者等からの苦情に適切に対応し、その解決に努めていますが、2011年度第1四半期（2011年4月1日～6月30日）は、以下のとおりでしたので、公表いたします。

高齢者部門	児童部門	診療所部門
ディアコニア支援センターへ苦情内容（利用者ご家族様より担当ケアマネジャー経由で）ハイエースで利用者宅に迎えに来た際、雨にも関わらず利用者に傘も差しかけず、乗車後も濡れた所をタオルで拭く様子もなく発車した。苦情の原因送迎車両に2名の職員がいたにも関わらず、車椅子の利用者を、玄関から車まで1名で対応していた。改善策雨や雨が降りそうな時は、事業所出発前のミーティングで、ハイエースの送迎は玄関から車までは必ず2人介助を厳守し、雨濡れ防止と安全を確保すること、併せて車に用意することに決めている、傘とタオルの本数があるかを点検することを確認した。なお、ご家族には苦情のあった日の担当者が謝罪をし、改善策を伝え了解を得た。	苦情等はありませんでした。	苦情等はありませんでした。

掲載日：2011年7月22日

公開講演会「カンボジアの女性の新たな人生の出発を目指して」

新緑が豊かとなりデンマーク牧場の周りでは、お茶摘みの美しい風景が見られるようになりました。みなさんいかがお過ごしでしょうか？　毎年のお茶畑の風景を前に昨年と違ったことは、3月11日「東日本大地震」で被害を受けた多くの人々が今もなお、苦しみの中に置かれていることです。平和の思いを強くし、被災者の心の痛みが一日も早く癒されていくように願い、祈る毎日です。

5月28日ラルシュ・かなの家にて開かれた、JOCS山内章子バングラデシュワーカーに引き続き7月9日には、同じくJOCSワーカーとして、カンボジアに派遣されていた看護師・諏訪惠子さんをデンマーク牧場にお呼びしてお話を伺います。2008年2月よりカンボジアで暴力や性的搾取の被害を受けた女性たちを支える活動を続けてきました。カンボジアにおいて多くの経験を重ねている諏訪さんですが、女性シェルターで活動された3年間の報告を中心に聞かせていただきます。シェルターは、ドメスティック・バイオレンス（家庭内暴力）や性的搾取の被害を受けた女性たちを保護し、人生の再出発を支援するために、カトリック礼拝会が設立したものです。

諏訪惠子さんが始めてカンボジアでの活動に携わったのは、国連カンボジア暫定統治機構が設立され、カンボジアが復興への道を歩み始めた1992年のこと。クメール・ルージュ統治下の1970年代後半に医師の数が全国で40人程までに減少するなど、カンボジアの保健衛生は多くの問題を抱えていました。その中でプライマリ・ヘルスケアの看護師として、11年間「24時間テレビ」チャリティー委員派遣により農村地域保健プロジェクトに従事しました。2004年7月から2007年1月まで、第1期JOCSワーカーとして「TBA（伝統的産婆）包括的プログラム」の運営管理を担当、続いて2008年2月より2期目の派遣先として今回の『レナセール(*)・女性シェルター』にて従事してきました。

(*)RENACER．Walk with Women

諏訪さんを通してカンボジアの女性の実態を学びながら、共に考えていきたいと思っています。どうぞ皆様、お誘い合わせの上、ご参加下さい。（柴田　恵子）

日時	2011年　7月　9日（土）　午後1時半より4時頃まで
場所	デンマーク牧場　まきばの家　電話：0538-23-0770