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私たちは、最も人権を侵害されている子どもたちと共に歩む決心をし、こどもの家、まきばの家を設立してきた。設立の趣旨である子どもの人権を守り発達を保障するために以下の運営方針に沿い、職員一丸となって邁進する決意である。
立地環境の有効活用
それぞれの施設は、敷地約50万m²の広大なデンマーク牧場の一端に位置している。四季折々の豊かな自然に囲まれ、牛や羊、馬、山羊、鶏、ウサギなどの家畜をはじめ、様々な生き物が身近に暮らす日々である。それは「自然への畏敬」の心を育むと同時に、食べ物を作り育てる環境の中での生活は、「食の連鎖」や「命の大切さ」、「命の循環」を普段の生活の中で学習することであり、食育の原点でもある。「生きる力」を育む環境が整えられているこの場を大いに活用しながら以下の方針で運営していく。
- 児童等の人権を守り、安心して生活できる環境を整える。
- 学習意欲を育て、基礎学力を身につける。また、進路、進学を保障する。
- 趣味やスポーツ等を通して、多様な生活を楽しむことのできる力を育てる。
- 育ちあう仲間づくりめざし、他人への気配りや思いやりの心、我慢する力を育てる。
- 関係機関と連携を取りながら家族の再統合、及び子どもの自立に向けた支援に取り組む。
- リービングケア、アフターケアに取り組む。
- 健康管理の充実をはかると共に、事故や災害の防止に努める。
- 法人内事業所や地域と連携を図るとともに、児童等への養育力を培う。
- 児童養護施設のさらなる高機能化、多機能化、地域分散化を推進する。