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理事長ご挨拶

2022年HP理事長挨拶

主は我が羊飼い

特別養護老人ホーム「ディアコニア」のエントランスに美しいステンドグラスがあります。これは、詩編23篇1-3節を基に、羊飼いに寄り添う羊たち、いこいの水のほとりなどが描かれています。贈り主は、1950年代に宣教師として来日していたGボーランド師を中心とした方々です。ボーランド師は、アメリカに帰国した後の1977年に、BOF交流プログラムの団長として来日された際に、皆さんでデンマーク牧場を訪ねてくれたのです。その後、かつて訪ねたデンマーク牧場に高齢者の施設が建設されようとしているというニュースが伝わると、「住む人が豊かな気持ちになれるようにステンドグラスを贈ろう」とツアー参加者中心に募金を呼びかけてくれました。ツアー参加者はすでに高齢の方が多かったようですが多くの方から賛同を得、7千ドル(約75万円)が集まり、送られてきました。これを基に、クリスチャンとしてステンドグラス工房アスカを主宰する山﨑種之氏に制作を依頼し、すばらしいステンドグラスが据えられることになったのです。

デンマーク牧場福祉会10周年記念誌には、「下記の聖書の一部(詩編23篇1-4節)を理念として、『目の前にいる一人ひとりは、神様から愛される人として大切にされるいのちである』という人間尊重の精神を重んじています。」と記されています。

また、福祉会のスタートとなったディアコニアの定礎には、「傷ついた葦を折ることなく」(イザヤ書42章3節前半)があります。この箇所には、弱い者のことを忘れず、見捨てることをしない神の愛が示されています。

デンマーク牧場福祉会の施設長会議で法人理念のことを改めて検討することになった時に、創設にかかわる方々の思いを受け止めながらも、困難な状況になったときに立ち返れるような理念でありたいと考えました。そして、上述の聖書の二つの箇所を大切に、「目の前にいる一人ひとりは、神に愛される人として大切にされるいのちである」を理念として再確認しました。

この理念が、福祉会で働く方々の基本姿勢として生かされることを願っています。また、福祉会の事業が、そして施設を利用される方々にとって、「魂を生き返らせられるようなところ」になるようにと祈っています。

 

写真:櫻井 隆

社会福祉法人 デンマーク牧場福祉会 理事長
櫻井 隆

 

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